更新日 2018年02月20日

お葬式に必要な葬儀費用の内訳とは?

お葬式に必要な葬儀費用の内訳とは?

遺族や喪主に相当する方の中にはお葬式にどれだけ費用が必要なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

なかなか触れにくい内容で、亡くなる前にこのような内容を周りの人に尋ねるのも難しいことですが、葬儀費の目安がある程度でも分かれば保険金などを活用することも出来るため、事前に相場を把握しておきたいものです。
そこで今回は、大体の相場が分かるように、お葬式にはどのような費用がかかっていくのか、葬儀費用の内訳を紹介していきます。

葬式の費用は平均でどれぐらいかかる?

葬儀の形式や故人の宗教によって多少ばらつきがありますが、費用の平均は大体200万円前後といわれています。
この費用は葬儀を開催するための固定費(施設代、祭壇代、葬儀のプランニングなどをおこなう葬儀社に支払うためのお金など)、寺院などの宗教者に支払う謝礼、そして来て頂いた方へのお料理代という内訳になっています。予算によって式の内容や規模を考える必要がありますので覚えておきましょう。

葬儀費用の内訳

葬儀費用の内訳

葬儀費用は「葬儀一式費」「寺院費用」「飲食接待費」の3つに分けることができます。
これらがどのような費用なのか、それぞれの内容を紹介します。

・葬儀一式費

「葬儀本体費」とも呼ばれるこの葬儀一式費は病院からのお迎えや搬送、通夜や告別式や火葬などの儀式を行う際に使う費用のことを指すのが一般的です。
葬儀にかかる費用の中で最も高額になる部分といえるでしょう。
また葬儀の形式によって費用は変わってくる部分でもあるため、例えば家族葬にすれば費用を大きく抑えることもできる箇所ともいえます。
平均費用は120万円前後です。

・寺院費用

読経料や故人の戒名料など、宗教的に関わりが強い部分がこの寺院費用にあたります。
ここは仏教やキリスト教など、宗教の内容によって費用が変わる箇所です。
故人の信仰している宗教の形式に合わせて相場を考えることになるでしょう。
また寺院等の「格」によって費用にばらつきが出てくる箇所だということも覚えておきましょう。
平均費用は50万円前後です。

・飲食接待費用

お通夜や告別式、精進落としでもてなす際にかかる費用を指します。
ここはお通夜や告別式の規模によって費用が変わってくる部分でもありますが、だいたい「葬儀一式費の3割」に該当すると考えておきましょう。

それぞれの費用の内容や目安を事前に把握することができていれば、式の準備をスムーズに進めることができます。
今回紹介した項目や内容を活かし、葬儀社や式の規模、内容などを検討してみてはいかがでしょうか。

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