更新日 2018年03月13日

【葬儀の際の服装】お葬式で気を付けたい喪服のマナー

【葬儀の際の服装】お葬式で気を付けたい喪服のマナー

葬儀は故人との最後のお別れをする大切な儀式です。参列する側は、悲しみに暮れるご遺族に失礼のない服装をしていく必要がありますし、ご遺族側も弔問に来てくれた参列者に対して無礼にならない服装をしなくてはいけません。
葬儀では喪服を着ることになりますが、喪服にもいろいろとマナーがありますので、しっかり把握しておきましょう。
葬儀における喪服のマナーについてご紹介します。

遺族側の服装

遺族は喪服を着ることが一般的です。

【男性】 
男性は白いシャツに黒いスーツを着用します。ストライプなどの入っていない、できるだけ地味な印象のものを選ぶようにしましょう。またネクタイや靴、靴下も黒無地のものを着用し、ネクタイピンなどはつけません。
通夜の場合は紺やグレーのスーツでも問題ありません。

【女性】 
女性は黒のワンピースかスーツの着用が一般的です。できるだけ肌の露出が少ないものを選び、靴やバッグなどは全体的に光沢のないものを選ぶようにしましょう。和装であれば染め抜き日向紋を五つつけた黒無地のものを着用しましょう。

参列者の服装

参列者も喪服を着ることが一般的ですが、ない場合は黒、もしくは濃紺やグレーといった暗い色の服装を選びます。

【男性】
白いワイシャツを着用し、カフスボタンはつけません。黒、濃紺、グレーといったダークスーツを着用して、黒無地のネクタイを巻きます。ネクタイにネクタイピンはつけません。靴や靴下も黒、もしくは黒に近い色を選び、ゴールドの腕時計やブレスレット、結婚指輪以外の指輪などのアクセサリーは外しておくようにしましょう。

【女性】
女性の参列者は黒く肌の露出が少ないフォーマルスーツ、もしくはワンピースを着用します。ストッキングも黒がいいですが、通夜の際は「突然のことで駆けつけてきた」という意味合いを持たせる目的から、ベージュ(いわゆる肌色)でも問題ないともいわれています。
ブラウスを着用する場合は、肌が透けて見えるものやフリルなどがあるようなものは避けましょう。
化粧はナチュラルメイクにし、派手なアクセサリーも外しておくのが礼儀です。

【子ども】
小・中・高の児童、生徒である場合は、制服を着るのが無難です。未就学児童の場合はブレザーなどがベストですが、ない場合は黒や紺のセーターやズボンを着用します。学校の面接、入学式などと同じように考え、シンプルな服装を心がけ、派手なものは避けるようにしましょう。

参列者の服装

葬儀というのは、いつ開催したり参列したりするかわからないものです。事前から服装について考えておくようにし、いざというときに慌ててしまわないよう葬儀用の服は最低でも一着用意しておくようにしましょう。

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