更新日 2017年07月03日

お葬式で会社を休む時・出社した時

葬式で会社を休む時の報告の仕方は?メール連絡でもいい?

身内が逝去した場合、葬儀の日が会社に行かなくてはいけない日だと、葬儀に参列しなければいけないので、
お休みする旨を会社へ連絡しなくてはいけなくなります。
しかし、仕事が忙しかったりすると忌引きとはいえなかなかお休みすることを言い出せなかったりするのではないでしょうか。
その際の報告の仕方などをご紹介いたします。

身内がなくなったとき、葬儀に参列するためにお休みする場合は、まず、直属の上司に連絡しなくてはいけません。
その後人事・総務部に連絡することになります。その際の会社への報告例です。

○月○日に○○(祖父母、父母など)が亡くなりました。
○月○日がお通夜、○月○日が葬儀で○○県○○市の○○で行います。申し訳ありませんが、忌引きさせてください。

上記のような言葉でお休みさせて頂く旨をお願いします。
会社によっては、葬儀の案内や、亡くなった方の死亡診断書の写しなどの書類の提出が必要になる場合がありますので、
人事・総務部のほうに確認しておきましょう。

同僚から上司に伝えてもらってもいい?

忌引きでお休みすることは、できるだけ自分自身で上司に伝えなくてはいけません。
上司が外出中であっても、同僚に伝言してもらうように依頼するのではなく、電話で上司に直接連絡をしましょう。
上司が出張で長期間会社に戻らないときは、電話で上司にお伝えするとともに、人事・総務部などの担当部署に忌引きでお休みする旨を直接連絡しておきましょう。 

メールでの連絡はあり?

会社によっては忌引きの連絡をメールで済ませてもよい場合もあるかもしれませんが、忌引きの連絡はできるだけ、直接自分の言葉で伝えるようにしましょう。
身内が亡くなったのが、退社後や夜間の場合は、翌朝一番に電話で会社の上司と人事・総務部に忌引きで欠席する旨とお通夜葬儀の日程を伝えましょう。
家族が危篤状態の場合は、会社に事前にそのことを伝えておくとよいかもしれません。

忌引きってどんなシステム?休暇は何日もらえるの?

忌引きとは、勤務先に出勤できる能力や意思があるのに、身内が逝去し、お通夜や葬儀に参列するためや
喪にふくすなどの理由で会社などをお休みすることです。
忌引き休暇というのは、法律で決められた休暇ではなく、あくまでも会社の就業規定で定められている福利厚生です。
そのため、忌引き休暇の日数は各勤務先の規定によって異なりますが、一般的な忌引き休暇の日数は、下記の通りです。

配偶者が逝去した場合が10日
父母が逝去した場合が7日(自身が喪主の場合は10日)
子供が逝去した場合は5日
兄弟姉妹祖父母が逝去した場合は3日
叔父・叔母が逝去した場合は1日

親だけでなく叔父や叔母でも休める?

忌引き休暇でお休みできる日数は勤務先の就業規定によりまちまちなのですが、
一般的には叔父や叔母が逝去した場合も1日だけ忌引き休暇がとれるようです。

証明書の提出が必要?

こちらも勤務する会社の就業規定によって異なるのですが、葬儀の案内や会葬礼状、死亡証明書の写しなどの書類を提出する必要がある場合がありますので、
人事・総務部のほうに確認しておきましょう。

お葬式が終わって仕事復帰!最初に会社でするべきマナーとは?

無事に葬式が終わって仕事に復帰するときも何事もなかったように出社してはいけません。

第一声の挨拶は誰に何と言う?

出社したらまずは直属の上司に葬儀が無事に終わった旨と急な休みを取らせてもらった事へのお礼の挨拶をしましょう。
そして同僚にも自分が休んだ分の仕事の穴埋めをしてもらってる場合は同僚にもお礼を伝えましょう。

休ませてもらったお礼の菓子折りは必要?


会社から香典や弔電をいただいている場合は香典返しとして菓子折りを用意して行くのもいいですが、そうでないケースでは
菓子折りは必要であるという意見と、必要ないという意見があり、判断が難しいところです。
会社の慣習によっても違ってくるので、過去に忌引き休暇を取ったことがある人がいればその人に合わせて用意するか
どうかを決めるといいでしょう。

忌引き休暇を取るときや、仕事復帰する時にきちんと報告、連絡をして、自分が休んだ分の仕事のフォローを
してもらった場合はお礼をするというのは社会人としてのマナーです。
会社によって忌引きの条件や内容は違ってくるので、その確認も忘れずしておきましょう。

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