更新日 2017年07月03日

お葬式と結婚式がかさなってしまったら

お葬式と結婚式が重なってしまった場合のポイント

結婚式に出席する場合は、何か月も前に招待状を頂き出席を決めていますが、お葬式は故人が突然逝去する場合がありますので、
場合によっては結婚式と葬式の日程が重なってしまうこともあるかもしれません。
そんなときはどちらを優先すればよいのか困ってしまうのではないでしょうか。

葬式と結婚式が同じ日にかぶった!優先順位を決めるポイントは?

お葬式と結婚式が同じ日にかぶってしまったら、どちらを優先したらよいのか困ってしまいますよね。
そこで、お葬式、結婚式どちらを優先するかのポイントをご紹介いたします。

ポイント:結婚式よりお葬式を優先する

これから結婚する新郎新婦には、今後いつでも会えるため、個人的にご祝儀やお祝いの品を後日お会いしてお渡しすることができますが、
逝去された方と最後のお別れをする葬儀に参列することは1度しかできないので、なるべく結婚式よりお葬式のほうを優先するようにしましょう。
ただし、結婚式を欠席する場合には、先方のご都合もありますので、できるだけはやめに連絡し、披露宴に出席する予定であった場合は、
お料理や引き出物の準備をキャンセルできなかったりしますので、出席する場合と同等のご祝儀を包むようにしましょう。

ポイント:親族が結婚式を行う場合は親族を優先する

お葬式を行う相手やお亡くなりになられた方が、それほど親しい方でない場合で、結婚式を行う方が親族の場合は、
これからの長いお付き合いを考慮して親族の結婚式のほうを優先しましょう。
お葬式を欠席する場合は、弔電を打ちお悔やみを伝え、お香典は郵便書留で送付するか、後日ご家族に直接手渡すようにしましょう。

ポイント:時間がかぶっていなければ両方行ってもOK

時間をずらせばお葬式、結婚式ともに行けるのであれば、両方行ってもOKです。
お祝いの席のあとにお悔やみの場に行くのは良くないことではないのかとためらう方もいらっしゃるかもしれませんが、
人とのご縁を大切にするために行われるのが結婚式でありお葬式であるので、特に問題はありません。
ただし、服装は必ず、葬儀の時は喪服、結婚式の時は男性は靴下とネクタイを変え、女性はお祝い用のドレスや靴、バッグに変えるようにしましょう。

上記でもご紹介しましたように、結婚式とお葬式がかぶってしまった場合は、基本お葬式のほうを優先します。
特に、お葬式が祖父母や身内の場合は結婚式よりお葬式を優先します。
ただ、親族が結婚式を行い、お葬式が知人の場合は結婚式を優先し、知人の葬儀には弔電を打ち、
香典は書留で送付するか、後日ご家族に直接手渡しましょう。

一年の喪中期間や葬式と同じ月に結婚式に出席するのはありか?

基本、喪中期間は常識的に出席しないほうが良いとされています。
喪中期間は親の場合は1年間、祖父母の場合は150日といわれています。
ただし、忌中期間である49日を過ぎれば常識的に結婚式に出席してもよいという流れには現在なってきています。
結婚式を挙げる2人のご家族、ご親族によっては縁起を担いで100日は過ぎないと結婚式には出席しないほうが良いという考えの方もいらっしゃいますし、
忌中期間や喪中期間であっても構わないから出席してほしいという場合もありますので、自分の心の整理がついていたら、
基本は結婚式を挙げる先方の2人やご家族ご親戚の意向をくんで出欠を決めましょう。

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